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実施年月日 2019年10月27日 |
日本オストミー協会 近畿ブロック会議報告 |
10月27日(日)、ホテルアウィーナ大阪において日本オストミー協会近畿ブロック会議を開催しました。 この会議は近畿2府4県の持ち回り開催で当支部が6年ぶりに主催となり、本部役員を含め合計21名の参加となりました。 午前中に奈良県・和歌山県・兵庫県、午後からは滋賀県・京都府・大阪府の各支部活動の現状報告があり、その後は本部からの「支部活動活性化のための資金支援について」「会員増強にむけて」の共通テーマに基づき、熱心な討議が行われました。 それでは、概要をご報告いたします。 ?支部現状報告 大阪府からは、今年度の支部運営トピックスとして「大阪がん患者団体協議会」等への積極的な活動参加と、かねてより慰案事項であった大阪府社会適応訓練事業の受託を開始したことを報告しました。 これらにより、支部活動の幅を大きく広げることができ、また新たな会員の獲得につなげていることは、本部からも高く評価されました。 ?討議 近年、高齢化等による会員の減少は、多くの支部運営に大きな影響を与えています。そのため、本部からは財政が一定水準まで悪化している支部に対する支援として、協会が留保してる公益目的保有財産を一部取り崩す案が示されました。 近畿ブロック内においては示された水準まで財政状況の悪化した支部はないものの、試験的に運用することを共同で採択しました。 会員増強については、成果を上げた茨城県に事例が本部の猪口監事により報告され、各支部の実態を踏まえた討議が行われました。 オストメイトへの福祉の進展・WOCN・ストーマ外来など病院のケアの拡充などから、現在は新たな会員になるメリットが薄れ、各支部とも新規入会者が減っているようです。 協会として何かメリットを打ち出す仕掛けづくりができないか、また「参加したくなる」魅力ある支部活動はどのようにしたらよいのか、引き続き研究を進めていくことを採択しました。 次回は奈良県支部の主催により、令和2年10月に開催されます。 |