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実施年月日 2018年12月16日 |
障がい者週間勉強会 |
講義「災害対策について」 |
障がい者週間勉強会が12月16日(日)に大阪国際がんセンターで開催されました。参加者21名。 「災害対策について」の講義を中心に、村中医療器?中原勝課長にして頂き、その後、悩み相談などフリートークを行いました。 中原課長の講義から 日本オストミー協会(JOA)のHPにオストメイトの災害対策について書かれています。ここで「自助、共助、公助」が述べられています。 自助:「自宅に装具を保管し、災害発生に備えて用意周到に準備を進めておく。」 災害用に装具を準備している方はどれくらいおられるでしょうか? 高速道路を走行中6月の大阪府北部地震で地震にあいました。この時、阪神大震災での高速の倒壊のことを思し、その教訓で備えをするようになりました。 共助:「日頃からオストメイト仲間との連絡網を作り、いざという時の助け合いの輪を広げて災害時に支えあう」 今の時代、個人情報保護の観点から連絡網の構築はなかなか難しいです。今回のような患者会の場に参加して個人的な関係を作るしか方法がないのが現状ではないでしょうか。 公助 :「災害時における装具販売店からのストーマ装具の緊急輸送、避難所でのストーマ装具支給、ストーマ外来の緊急対応など。」 主要なメーカーが集まった災害時ネットワークが、災害指定が行われた際、1ヶ月間の装具提供を行ってくれます。現実的には、それが直ぐに効力を発揮するか。。公共交通、物流が寸断するするため近くのWOCNのいる医療機関を知っておくことが大事です。その病院に掛かっていなくても、緊急時は装具を提供をしてくれる可能性が高いです。 一番大切なのは、自助、そして電話が繋がれば販売店。ただ販売店が装具を準備できても宅配業者が対応で出来ない可能性が高いです。 公助と言ってもその程度。自助:意識を持って! 結局は、自分が対応出来なければいけません。 |