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実施年月日 2016年12月18日(日) |
障がい者週間勉強会 |
障がい者週間勉強会が12月18日(日)に大阪府谷町福祉センターで開催されました。参加者は34名。 滋賀県支部の谷口良雄支部長により、災害対策についての考え方と、滋賀県でのこれまでの取組みが紹介されました。その後、災害に関連した質問や、オストメイトになられて間もない方のお悩み相談など質疑応答を行いました。 (谷口支部長の講演、及び質疑応答から) 災害対策に関して「自助、共助、公助」が言われている中、自助=自分の身は自分で守る!を、まず第一に考えることが大切。 被災されたストーマ保有者に対する支援としてセーフティネットが設けられているが、実際に災害が発生した場合、必要とする方へ装具をどう配布するか具体的に決まっている訳ではない。災害が起きた後、地域の状況に応じた配布方法がアナウンスされるため、その情報には注意を図る必要がある。また、セーフティネットで提供される装具は。自分が普段使っている装具が手に入る訳ではない。熊本地震ではストーマのタイプに応じたフリータイプの装具が5枚一組で提供された。 当てになるのは自分だけ!として考えて普段から行動すべき。 滋賀県支部は4.5年前から県内の13市9町に対し、装具の公的備蓄を働きかけ、現在4市が備蓄してくれている。災害が起きた際、上下水道が直ぐに止まり復旧には時間がかかる。オストメイト対応トイレは1市が備蓄。健常者向けの災害者用のトイレの備蓄が進んでいるが、これにオストメイト対応を働きかけている状況。 以上 |