|
実施年月日 2016年07月17日 |
若いオストメイト近畿交流会 in 兵庫 |
Taka |
「若いオストメイト近畿交流会 in 兵庫」に参加させて頂きました。近畿ブロックの各支部、及び福岡、熊本、横浜、石川からの参加も含め総勢34名。盛況でした。 第一部は、実際に災害に遭遇したとき自分には何ができるか、どう行動すべきかを考えさせられるワークショップ。4チームに別れ、刻々と変わる状況に応じた行動を皆でホワイトボードに列挙。ゲーム形式で数を競いました。とっさにはなかなか思いつきません。つまり災害を想定して事前に準備(考えておく)ことが必要だと言う事です。私達のチーム「紅一点」はポイントを集め堂々の1位。ご褒美として他のチームに比べちょっと多めのお菓子を頂きました。ラッキー! 第二部は、熊本県支部から参加した岡さんが、本年4月に発生した熊本地震について直後の状況を伝えてくれました。オストメイトに関連する箇所を取り上げると ・自助が第一! ・携帯用、非常用の持ち出し装具は用意しておく。 ・避難するとき装具も忘れずに ・販売店が一番情報を持っていたし、装具の入手先として頼りになった。 ・装具は販売店から供給された。 (提供元は日本ストーマ連絡協議会より5枚/セット*200セット、ストーマ用品セーフティネット連絡会:1ヶ月無料となるが、家が崩壊して装具がない人が対象。その審査にも時間が掛かるとのこと) ・混乱が続く為、行政を当てにはできなかった ・装具に関する情報をNHKのハートネットのテロップから得た。 ・支部よりFacebookで情報を発信したが、的確な情報を出すのは難しかった。 ・避難所ではしつこく言わなきゃだめ(装具、トイレ) ・多量の物資が集まる中それを仕分ける人が不足し現場は混乱。必要な人の所へタイミングよく届かない。(例えばオストメイトトイレが設置されたのは震災発生後3週間後。) ・避難場所は装具の交換する場所がない。 など気になる点が多数。ともかく、震災が起きた現場では、健常者の方でも大変な中、私達オストメイトは、まず自分で出来る事は自分で対応出来るよう、日頃から心がけておく事、準備しておくことが必要だなと痛感しました。 兵庫支部で行われた今回のテーマ、凄く勉強になりました。 有り難うございます。 |