お知らせ内容  

実施年月日 2019年10月06日 
人工膀胱講演会に31名

尿路上皮がんの診断から治療まで
 主に人工膀胱造設者(ウロストメイト)と家族を対象とした講演会が10月6日(日)神戸市立総合福祉センターで開かれ、二つの医療講演がありました。
講演会には、会員外の2名を含め会員・家族ら合わせて31名が出席。協会の活動報告に続いて、兵庫県泌尿器科医会副会長でこくらクリニック(宝塚市)の古倉浩次先生(元宝塚市立病院泌尿器科部長/支部顧問医)が「尿路上皮がんについて〜血尿から免疫チェックポイント阻害剤まで」と題して講演。尿路上皮がん(膀胱がん)の種類、がんの危険因子と発生時の症状、診断方法、尿路変向術、化学治療、放射線治療、外科的治療、温存治療、免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボ)、腎ろう、膀胱ろうなど最新情報についてわかりやすくお話し下さいました。
 続いて、神戸市立医療センター中央市民病院皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の大川亜弥さんが「人工膀胱のストーマのケア〜こんな時はどうする」と題して、基本的なストーマケア、食事、入浴、仕事、旅行など日常生活、ストーマ用品の管理方法、ストーマ外来、社会保障制度などについて詳しくお話しいただきました。
 参加者は「手術前に聞いていたらよかったと思うよいお話しでした。日常のストーマケアについても再確認できました」と話しておられました。



人工膀胱講演会(神戸市立総合福祉センター)



古倉浩次先生(尿路上皮がんについて)



大川亜弥WOCN(人工膀胱のストーマケア)