お知らせ内容  

実施年月日　2016年11月13日　
阪神地区研修会

大腸がん治療の最新技術とオストメイトの災害対策
阪神地区研修会が11月13日（日）西宮市立中央公民館（プレラ西宮）6階集会室で開催され、二つの医療講演がありました。この日は朝から快晴の行楽日和とあって参加者は阪神地区のオストメイト会員・家族や世話役の幹事あわせて20名に留まりました。
講師は、兵庫県立西宮病院外科部長の福永睦先生と宝塚市立病院の黒木亜希子皮膚・排泄ケア認定看護師（WOCナース）のお二人で、福永先生は「大腸がんの治療up　to　date」、黒木さんは「オストメイトの災害対策」と題してお話くださいました。
このうち、福永先生は、内視鏡による大腸がんの診断・治療、結腸・直腸がんの腹腔鏡手術などの最新技術を動画をまじえて解説、あわせて抗がん剤による化学治療法の最前線について詳しくお話しいただきました。また、黒木さんは、東日本大震災の医療支援に派遣された体験をもとに、避難所のようすや巡回診療、患者搬送、ストーマ装具の交換など被災者の状況を報告、オストメイトが心得ておくべき災害対策を細かく指摘されました。
会場では、モイヤン尼崎店による装具の展示・説明があり、宝塚市立病院の鈴木麻紀WOCNにサポート参加いただきました。



阪神地区研修会（西宮市立中央公民館）



県立西宮病院外科部長　福永睦先生



宝塚市立病院　黒木亜希子WOCナース