お知らせ内容  

実施年月日 2015年10月4日 
人工膀胱研修会

泌尿器科医師とWOCNが講演
主に人工膀胱造設者を対象とした研修会が10月4日(日)神戸市勤労会館で開かれ、二つの医療講演がありました。
はじめに、岡クリニックの腎臓・泌尿器科医師で支部顧問医の岡伸俊先生が「ウロストミー(人工膀胱)の健康管理」について講演。回腸導管と腎機能障害、蓄尿と排尿のメカニズム、尿路変向術、膀胱全摘術、ストーマ関連合併症、尿路変向に伴う上部尿路の変化による合併症、腎機能障害と対処療法(食事療法、薬物療法)、転移・再発に対する治療についてお話しいただきました。
続いて、西神戸医療センターの皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の櫻井三希子さんが「ストーマのある生活とは」と題して、ストーマの種類、尿路系装具の特徴、交換時に必要な物品、面板を剥がす時の注意事項、剥離剤・洗浄剤の種類、レッグパック及びホルダー、ナイトバッグ、装具の保管上の注意事項、日常生活(服装、食事、匂い、水分の摂取、運動、入浴、旅行)などについて詳しく解説していただきました。
この日の研修会には、会員・家族ら合わせて24名が参加しました。



人工膀胱研修会(神戸市勤労会館)



講演する岡伸俊医師(左)と櫻井三希子WOCN