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実施年月日 2014年10月19日 |
神戸でブーケ15周年記念の講演・交流会 |
若い女性オストメイト中心に活動しているブーケが発足15周年を迎え10月19日(日)神戸市中央区のクオリティホテル神戸で記念の講演会と交流会が開かれました。 ブーケは1999年に若い女性オストメイト特有の色々な問題を解決していこうと兵庫県支部会員の工藤裕美子さんら5名が活動を始めたもので、ネットや会誌を使って全国の若いオストメイトに共通の悩みや情報を交換、いまでは約420名もの会員になっています。 この日は全国から集まった会員や当初からサポートしてきた皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)ら88名が参加。スタッフの川村三代WOCNが15年の歩みを振り返ったあと兵庫県支部の会員で香川県の小学校で養護教員をしている西本綾香さんが「したい仕事」と「できる仕事」の間で悩んできた体験を語りました。また、東京医療保健大学講師の伊藤美千代講師が「がんや難病を抱えて働くこと」について実態報告。香川県立保健医療大学の三木佳子准教授が「心のささやきを言葉にして」と題して若いオストメイトの恋愛や結婚、妊娠、出産について実態と問題点を指摘しました。 このほか、声優・真山亜子さんによるアニメの吹き替えやメーカーによる装具の展示、ストーマ相談、アロマ・ハンドマッサージのコーナーもあり、参加者でにぎわっていました。 なお、記念の集いは11月30日(日)に東京でも開催されます。 |
ブーケ15周年記念講演・交流会
挨拶する工藤裕美子さん
仕事について体験を語る西本綾香さん