お知らせ内容  

実施年月日 2013年2月22日 
初のイレオストミー懇談会開く

 兵庫県支部では初めてのイレオストミー(回腸人工肛門保有者)だけを対象とした懇談会が2月22日(金)支部事務所の会議室で開かれました。
イレオストミーは、大腸がんや潰瘍性大腸炎などで大腸を摘出してしまって小腸近くの回腸(右下腹部)にストーマを造設したもので、便が液状であることから同じストーマでも大腸を残したコロストミー(人工肛門)などとちがって特有の悩みを抱えています。

 懇談会には、会員・家族のほか会員外の方や施設の看護師らあわせて25名が参加し、全員が自己紹介したあと、装具の漏れや交換時の苦労、腸閉塞やヘルニア、脱出、かぶれ、食事制限からくる痩身などそれぞれの悩みや不安などを出し合い、同じ経験をもつ参加者から助言、アドバイスを受けていました。また指導講師にお招きした神戸掖済会病院の川村三代皮膚・排泄ケア認定看護師には支部の相談室で個別相談に応じていただきました。参加者は「これまでの懇談会では聞けなかった話や悩みが出せてよかった」と喜んでおられました。次回のイレオストミー懇談会は6月30日(日)に予定しています。

イレオストミー懇談会(支部会議室)



川村三代皮膚・排泄ケア認定看護師