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実施年月日 2011年12月11日 |
第2回中央研修会開催 |
中央研修会に62名参加 |
〜肝臓がんの治療について講演〜 平成23年度第2回中央研修会が12月11日(日)午後、神戸市中央区の兵庫県立のじぎく会館で開催されました。研修会では二つの医療講演のほかストーマ装具の展示・紹介も行われ、62名の参加がありました。このうち20名は会員外の一般オストメイト・家族でした。 講演に先立って、高橋支部長から上期の支部活動について報告があり、来年に向けてさらなる協力を呼びかけました。 研修会では、まず神戸市立医療センター中央市民病院の貝原聡外科部長が「大腸がんの肝転移の治療」についてお話くださいました。この中で、貝原先生は大腸がんと肝臓がんの発生や転移のメカニズム、生存率などについて詳しく説明されたうえ、肝臓がんの切除や抗がん剤治療など最新の治療方法についてわかりやすく解説されました。 続いて、宝塚第一病院の福岡秀佳 皮膚・排泄ケア認定看護師が「高齢者のストーマケア」についてお話いただきましたが、加齢による視力の低下や手・指先の機能の低下、皮膚の乾き(ドライスキン)やたるみ・しわ、骨粗しょう症による円背などが原因でストーマ管理ができにくくなり皮膚障害になりやすいことを説明、その予防と対策について丁寧にご指導いただきました。 会場からは、がんの再発や転移に関する質問が相次いで出されるなど関心の高さを示していました。 |
中央研修会(県立のじぎく会館)
貝原聡先生
福岡秀佳WOCナース