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実施年月日 2011年9月25日 |
神戸地区合同相談会 |
神戸地区合同相談会、グループ懇談はずむ |
〜原発事故の避難オストメイトも参加〜 神戸地区合同相談会が9月25日(日)神戸市総合福祉センターで開かれ、会員・家族など48名が参加しました。 参加者の中には、東日本大震災による原発事故で神戸市北区の息子さんの家に孫2人を連れてご夫婦で避難されている福島県南相馬市の鈴木博さん(73)の姿があり、相談会に先立って生々しい被災体験をお話しいただきました。 相談会は本城副支部長の司会で進められ、高橋支部長の活動報告に続いて参加者全員が自己紹介しました。講師には、川崎病院の山戸由希、高砂市民病院の中瀬睦子両皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)をお招きし、事前に出された質問・相談について山戸WOCNからお答えいただくとともに、「皮膚にやさしいストーマケア」についてスライドを使って丁寧にご指導いただきました。 休憩の後、コロの男女別、ウロ、イレオの7つの小グループに分かれ近況や体験、悩みなどを話し合いました。この中では、ストーマバッグのガス抜き、かゆみ、装具の交換時期、便秘・腸閉塞対策、入浴など身近な悩みについて相談が出されていました。この間、山戸WOCNに個別相談も受けていただきましたが、どのグループとも話がはずんで予定の時間を超過しました。参加者のひとりで、「子育ての中でオストメイトと知られるのが辛い。」と悩んでいた若い母親も「皆さんの前向きな姿に勇気づけられました。もうくよくよしません。」と元気を取り戻したようすでした。 |
全体懇談
(左)山戸由希<川崎病院>と(右)中瀬睦子<高砂市民病院>のWOCナース
グループ懇談