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実施年月日 2010年12月5日 |
第2回中央研修会 |
中央研修会に76名が参加 |
パソコン管理委員会 |
12月5日(日)午後より神戸市医師会館・市民ホールにて「第2回中央研修会」が開催されました。当日は晴天に恵まれ一般参加者も多く、総勢76名の参加者となりました。 まず坪井前会長の挨拶に続き、本日の講演に入りました。 講師の先生は、兵庫県立粒子線医療センター院長の村上昌雄先生で「粒子線治療の現状と将来」のテーマでお話下さいました。 機械は大掛かりだが、患者にも医療従事者にも優しい。単純行程であり、間違いも少ない。ピンポイントで狙い打ち(皮膚表面に当たる部分が少なく、ガン部分より奥には当たらない。)切らずに治す。充分にダメージを与えながら正常組織に変えて行く。よって、局所進行がん、再発がんへと拡大しつつある。兵庫県立粒子線医療センターは播磨公園都市にあり、50床病棟で1ヶ月待ちの状態である、とのお話でした。 休憩時間の間に各メーカーの新商品の紹介をして頂きました。 続いて「冬のストーマケア」と題して、丸尾郁皮膚・排泄ケア認定看護師(神戸大学医学部付属病院)のお話でした。 ・汗、水分摂取低下による脱水 ・汗による装具の溶解 ・入浴時の温度差 また冬場に起こるインフルエンザによる食事低下・下痢、お正月の食事で体調をこわす等、注意点を述べられました。 今回のテーマである粒子線治療は最先端治療だけに皆さんの関心の高さが伺えました。 |
講師の村上昌雄先生
がんの粒子線治療について講演
会場内
神戸市医師会館・市民ホールにて
丸尾郁WOCナース
冬のストーマケアについて